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エンジニアの自分が今まで何をしてきたのか?まとめてみた
3行でまとめると
Excelにドハマリして論理的思考を身につける。
資格を取得して必要な知識を身につける。
コードを書き実力を身につける。
◯中学生の頃、Excelにドハマリする
Excelの関数辞典を片っ端から試す。 これらの関数を組み合わせれば何でもできると思った。
この頃に演算の感覚を身に付けた気がする。
◯両手10本の指で最大1023まで数えられる事を発見した
順番に指を折ることで0~1023までの数字を数えることができた。
後に、これが2進数(2進法)であることを知る。
◯高校で自作パソコンを作る
ハードウェアについて詳しくなる。
◯基本情報技術者試験を一発合格する。
専門1年の10月の試験。頑張った。
◯オラクルマスターを学生で取れる上限のゴールドまで取得する
専門2年の9月頃。先生から歴代最速だと言われた。
その頃に気づく、「資格の勉強たくさんしたけど、俺何もできなくね?」 資格を取れば実力が付くと思っていた幻想が打ち砕かれたのであった。
それからは資格ではなく、コードと向き合う。
◯卒業制作
通常3~4人体制で1つのWebシステムを作り上げるのだが、 リーダーがAndroidアプリを作りたいと言うことでWeb+Androidアプリを作ることにした。
リーダー: インフラ, Androidアプリ フロント: フロント(HTML,CSS,jQuery実装) 俺 : フロント(設計), バックエンドAPI(設計・実装), DB設計 QA : QA, ドキュメント作成, プレゼンテーション
来場者投票があり、全11組ある中で全体の1/4の票を獲得。 ぶっちぎりの1位になる。
当時、開発は夜9時が定時であった。
フロント(SPA)とAndroidアプリの処理を共通化するために、バックエンドはAPIのみ。 フレームワークの勉強をしている余裕が無かったため、最低限のMVCを意識した独自フレームワークで実装。言語はPHP。
このときの考え方は、社会人になった今でもかなり良い設計だったと思っている。(実装はひどい)
◯日本アンドロイドの会 学生部
卒業制作が終わり、残り半年だったが誘われて日本アンドロイドの会 学生部に入る。
主に、Unityのゲーム制作プロジェクトに参加する。 Android Bazaar and Conferenceで出展者として参加。
このときに、大学生と一緒に開発できたのは良い経験だったと思う。(みんな頭良すぎ)
◯就職 外部研修
外部研修の講師が間違ったことばかり教えていた。 文系卒の何も知らない人がいる中で、間違った内容でも喋りだけはうまい講師に腹が立ち、間違いを指摘していた。 講師にはめちゃくちゃ嫌われていた。研修生と講師補佐には信頼されていたと思う。
◯現場配属
新卒として現場に配属になった。 そのときに10年目の先輩から『俺には頼らないで』と言われた。衝撃発言だった。 「よし、頼らないぞ..。この人は3年で超えてやる..!」そう心に決め、自分を追い込み仕事に励んだ。 (この頃は闘志がメラメラ燃えており、かなり尖っていたと思う。)
結果的に3年でこの人のすべてを超えることはできなかったが、比べても劣らないぐらいのエンジニアにはなったと思っている。(少なくとも、守備範囲の広さなら勝ってる)
◯スパルタ先生のある案件がひどかった話。
俺のミッションは、あるサイトの計算ロジックをうちにも実装するというもの。 しかし、詳細な仕様書はなく、あるサイトの実装内容も見れないと来た。
俺は、あるサイトを操作し、その挙動から仕様を推測するしかなかった。 入念に調査して、仕様書を作成し、設計書を作成。
実装していると、新しい仕様が見つかる。 絶対遵守のリリース日が決まっており、なかなかに切羽詰まった状況。
そんな状況の中で、プロジェクトリーダーであったスパルタ先生は言う 『Seleniumでテスト自動化して』 『新し目のやつでWebdriverIOっていうのがあるから、これつかって』
切羽詰まった状況下で、やったこともないテスト自動化。 さらには情報が少ない新し目のものをご希望とのこと。
めちゃくちゃ頑張って、なんとかやりきった。 当時のSeleniumコードは突貫工事なので、コードが汚すぎて保守しなかったが、できる限りきれいにしようと努力してもきれいにできなかったことは悔しく思う。
しかし、このおかげでSeleniumのコードをよく書くようになった。
スパルタ先生には感謝している。
◯個人開発
上記以外に、個人開発を行っている。 ときにはサイト作成の依頼を受けて作成保守運用したり、 コミュニティ用のシステムを作ったりしていた。
セキュリティキャンプに参加するべく全力で努力するも
落選し、挫折を味わう。
まだまだ、弱点も多く精進が必要な身の上ではあるが
振り返って見るとたくさんの出来事と行動が自身を成長させているのだと感じる。