ITエンジニアから見たジェンダーギャップの話

昨今話題となっている事がいくつかあるが、今回はジェンダーギャップの話をしようと思う。

ジェンダーギャップとは?

スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が作成した「ジェンダーギャップ指数」の最新データが公表されました。
ジェンダーギャップ指数は、「経済」「教育」「政治参加」といった分野での男女格差を指数化したものということです。
その中で日本は、156カ国中120位という結果になり、日本の男女格差が世界でも大きいことがニュースで話題となりました。

日本は、156カ国中120位。男女の差とは何か

ニュースでは、男性と女性ではコロナの影響による失業の差があるということで
女性の方が、飲食・医療・保育・宿泊・非正規雇用などの比率が高く、コロナの影響を大きく受けたということです。
また、IT業界はコロナの影響を受けにくいのですが、IT業界は男性が8割・女性が2割という話がありました。

結果論な部分もあると思いますが、女性がコロナの影響を受けやすくジェンダーギャップが生まれてしまったということです。

ニュース番組のコメンテータは「ITの会社が女性を多く採用できるように、政府が補助金などを使うべき」という様な話をしていたのを記憶しています。

私見、ジェンダーギャップとIT業界

ここで学生時代からIT業界を目指し、現役でITエンジニアの私から意見を述べさせていただきます。

まず、「女性エンジニアを増やす」という課題に対してお金で解決しようとするのは間違っています。
なぜなら、そもそもIT業界を目指している女子学生が少ないからです。
それこそ、男性8割・女性2割ぐらいです。
少ない女性エンジニアを会社同士が躍起になって取り合ったところで、何の解決にもなりませんし、誰の幸せにも繋がりません。

「でも、未経験を採用するとかでもいいじゃないか」そんな声が聞こえてきそうです。
IT業界とくに私はWeb業界を見てきて感じたところですが、未経験を採用している会社がすごく多いということはあります。とくに中小の企業でですね。
ただし、ITエンジニアに向いている人と向いていない人が居ることは確かです。
これは、男女関係なくです。向いていない人は苦痛に感じて、すぐ辞めてしまいます。

私は文系理系の話をしているのでは無いです。
文系出身の未経験でもすごく向いている人も居ますし、情報系出身でも向いていない人は居ます。

IT業界の需要というのは大きいものなのでしょう。未経験を育てるというのも良いことかもしれません。
ただ、未経験OKの会社だからといって、しっかりサポートしてくれるかと言うとそうではないという事もありますし、
某大手IT会社では未経験は採用しないという事が事実としてあります。

一人のエンジニアとして「就職先がなかなか見つからない。興味ないけど、しかたないからIT業界受けてみるか」ではなく「ITエンジニアになりたいという目標を持った若者が増えて、腕を磨き、IT業界の知識を備えて、この道を進む人達」が増える事を心から祈っています。

その上で、女性エンジニアを増やそうという話であれば、IPAとジャニーズがタイアップする企画を考えるとか。
女性が目指したいと思えるような。そんな施策があっても良いのではないかと思います。

つまり、IT業界志望の学生が男女比五分五分となる事で、IT業界のジェンダーギャップは無くなるのだと考えています。

どうしても、ITエンジニアは男性オタクが多いです。そういったイメージもあることでしょう。
女性は、飲食・医療・保育などなどの仕事がしたいと思うこともあるでしょう。

でも、そういった男性が〜、女性は〜、といった考え方自体がジェンダーギャップなのではないでしょうか。
古い常識に捕らわれていることがジェンダーギャップなのだと、私は考えます。

また、別の記事でIT介護について記事を書く予定ですが、その問題も踏まえて
国民全体が、ITリテラシーを身に着け、ITのリスクと可能性を知ることがとても重要なのだと、私は考えています。

本記事では、若者にITを知って、そして目指していただきたいと願います。

参考

https://president.jp/articles/-/44903
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%94%B7%E5%A5%B3%E6%A0%BC%E5%B7%AE%E6%8C%87%E6%95%B0

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